中小企業がWordPressでブログを構築し、比較的簡単に運営する方法
- Word Pressとは?
- 中小企業のホームページでWord Pressを選ぶ理由
- WordPressを選ぶ理由①:多くのホームページで使用されている実績がある
- WordPressを選ぶ理由②:コンテンツの追加・変更がやりやすい
- WordPressを選ぶ理由③:機能の追加・変更が比較的簡単である
- まとめ
この記事の目次
こんにちは。今回はWordPressについて書きます。当社でもこのブログを含めWordPressを使用したホームページやブログの作成をしています。
前回までで、中小企業がブログを持つなら、有料ブログが良いという事を書いて来ました。
ここまでの流れを簡単に復習すると、ホームページを持つ時に考えておく必要があることについて説明し、ホームページ、というより、自社の情報発信手段としてインターネットを利用する場合の方法についても説明しました。そして、持つならばブログの形態が良いという話をして、無料と有料どっちが良いのかについて説明してきました。(各文章は関連する過去記事へのリンクとなっています。ご覧になりたい場合はクリックしてお読み下さい。)
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今回は、世界で一番使用されているブログシステムである、Word Pressの利用をおすすめする理由について説明していきます。
Word Pressとは?
Word Pressとは、この記事を書いている2019年12月現在で存在する、35%のホームページで使用されている、オープンソースのソフトウェアです。すでに公開されているホームページの約3つに1つはワードプレスを使用して制作されているということになります。
オープンソースソフトウェアについては詳しくは書きませんが、すごく簡単に言いますと、自分の利用目的に合わせて、中身を変更できるソフトウェアのことです。もっと深い意味がありますが、ひとまずこれくらいで。
そして、Word Pressの利用自体は無料です。「え?有料じゃないの?」と思われるかもしれませんが、ソフトウェア自体は無料です。しかし、Word Pressを動かしインターネット上で公開するために、サーバーの契約や独自ドメインの取得が必要になるので、有料ブログの一つとされています。
中小企業のホームページでWord Pressを選ぶ理由
中小企業がホームページをもつ場合に、Word Pressを選ぶ理由は、
1,多くのホームページで使用されている実績がある
2,コンテンツの追加・変更がやりやすい
3,機能の追加や変更が比較的簡単である
というものです。Word Pressを扱うのに、ある程度の知識は必要です。しかし、それを助けてくれる方法があるので、一つずつ見ていきましょう。
WordPressを選ぶ理由①:多くのホームページで使用されている実績がある
Word Pressの説明でも書きましたが、現存のホームページの35%がWord Pressを使用して作成されています。個人のブログから大規模サイトまで使用先は様々です。調べた限りだと、2019年12月時点の米ホワイトハウスのホームページにも利用されているそうです。
なぜそこまで利用されているかというと、①管理のしやすさ、②情報の多さ、③柔軟性、にあると思います。
これは、WordPressを選ぶ理由の2番目に書いた、コンテンツの追加・変更がやりやすいに繋がります。
WordPressを選ぶ理由②:コンテンツの追加・変更がやりやすい
多くのホームページがWord Pressで作成されている=中小企業がホームページ作成時に選んだ方が良いというのは少し雑ですが、選ばれている理由があるはずです。先ほども書きましたが、①管理のしやすさ、②情報の多さ、③柔軟性についてみていきましょう。この3つを満たせば、コンテンツの追加・変更がやりやすいブログシステムと言えると思います。
①管理のしやすさ
Word PressはCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)です。コンテンツを管理するためのシステムということです。Word Pressは拡張性の高いブログツールとして開発され現在に至っています。もとはブログということなので、記事の管理がわかりやすくなっています。というより、記事の作成から公開、どのように分類を分けるか、記事を書き直す、などコンテンツ管理に優れています。
それが、通常のブログ記事だけではなく、ほぼ内容を変更する予定のないページでも同じ管理方法になっているので、一度理解すれば、コンテンツ管理はできるようになります。
また、記事関連の管理だけでは無く、使用している画像の管理や読者からのコメントの管理も可能です。デザイン変更の操作も簡単なモノであれば数カ所変更するだけで行う事も出来ます。
②情報の多さ
Word Pressが使われているのは存在するホームページの35%ですが、CMSとして使用されているソフトウェアで考えると59%に登ります。約半数が、CMSとして使用している分、Word Pressの使い方についてのWEBページは数多くあります。
その内容としては、導入方法から難易度の高いカスタマイズまで、使うのに困らない情報がインターネット上で公開されています。ということは、自分がつまづいた問題と同じ問題につまづいた人が過去にいる可能性が高いということになり、その解決方法をインターネットで調べることで知ることができるのです。他にも、WordPressに関するセミナーも定期的に開催されているので、そこで実際に操作しながら教わることもできます。
また、オープンソース・ソフトウェアなので、様々な角度から開発され、使いやすくなるとともに、使い方についての情報もどんどん出てきますので、使っていく上でも安心です。
③柔軟性
元はブログから始まったWord Pressですが、ブログではないホームページとしての使用もできます。「え?これもWord Pressなの!?」と思うようなデザイン性の高いホームページもあったりします。それもWord Pressのカスタマイズ性の高さだからできることです。また、デザイン性の高いホームページで採用される理由も、管理がしやすいからです。
ホームページは画像と文章から成り立つものですが、Word Pressはその両方を管理しやすく作られています。なので、ブログとして使用することも、デザイン性の高いホームページで使用することもできる、柔軟なソフトウェアなのです。
中小企業がホームページを持つ場合、管理にかけられる時間は限られています。なので、管理する時間を楽にする以上の理由が選ばれている理由になります。
WordPressを選ぶ理由③:機能の追加・変更が比較的簡単である
Word Pressのカスタマイズ性の高さをさらに後押しするのが、プラグインという機能です。これは、元々あるWord Pressの機能を拡張する追加要素なのですが、このプラグインが豊富なので様々な機能の追加が後から可能となります。
Word Press導入後はまず、テーマという基本機能を決めます。このテーマにより、全体の表示形式やそれに付随する機能を使用することが出来るようになります。ただ、これだけだと表示の機能は良いとしても、記事を編集するときに便利な機能や問い合わせフォームなど、あって欲しいものが足りない場合があります。それをプラグインでカバーします。
多くのプラグインの中から好きなものを選んで、必要な機能を追加することができます。とはいえ、かなり量が多いので、やみくもに探せばそれだけでかなりの時間を使ってしまいます。そういう時は、検索です。検索サイトで、例えば、「Word Press プラグイン」と検索すると、オススメプラグイン10選!などのページが表示されるので、そういったまとめサイトから探すこともできます。また、「Word Press+欲しい機能」で検索することで、欲しい機能を追加できるプラグインの説明ページが表示されるます。あとは、自分のWord Pressサイト上で追加すればすぐ使用することができます。
これも、多くのホームページで使用されているからこそ可能なことです。使う人それぞれで欲しい機能や必要な機能が異なるので、プラグインの開発が進められ、同じ機能が必要な人に利用されていく。情報が多い分の恩恵があるということですね。なので、専門的な知識を持っていなくても、管理・運営を簡単に行えるのが、中小企業がWord Pressを使うことのメリットです。
まとめ
これ以上書くと、長い長い記事になってしまうので、ここらへんで終わりに使用と思います。ここでは書いていない、SEO対策の観点からのメリットもWordPressにはあります。WordPressの詳しい使い方について書いてるわけではないので、抽象的な文章になっていますが、便利に使えそうだなと理解してもらえたら嬉しいです。
もちろん、Word Pressについての否定的な意見もあります。ここではあえて上げませんが、その否定的な意見を読んで、中小企業のもつ情報や技術について発信することをためらうのは、長い目でみてマイナスになってしまいます。
便利で簡単そうに使えると分かったとしても不安があれば、インターネット制作会社に制作を依頼するのも一つの手です。インターネット制作会社は必要なそういった不安や悩みを解消して、ホームページやブログの効果を上げる手伝いをしてくれるはずです。その際は、当社を選んで頂けるともちろん嬉しいです。
いままで投稿してきた記事の内容で、気になることがあれば、ぜひ㈱東建工業-インターネット事業部-にお問い合わせ下さい。
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