この記事の目次

  1. ホームページを持つことが「遅くない」ことについての補足
  2. 実は、ホームページはお客さんを集めやすい柔軟なツール
  3. 想定したお客さんに、ホームページを届けるには?
    1. ①ホームページ自体をお客さんの目に留まりやすくする
    2. ②有料広告を使う
    3. ③紙媒体を使い、人力で広めていく
    4. ④SNSを使って、ホームページと連携させる
  4. なぜSNSとホームページを併用した方が良いの?
  5. どのSNSを使えば良いの?
    1. ・SNSの特徴を把握する
    2. ・特徴をふまえて、どのSNSを使うか?
  6. SNSの利用にも優先順位と役割を決める
  7. 結論:届けるための正しい努力をする

 

「ホームページでうまく集客できてない・・・」

「ホームページで集客できる気がしない・・・」

 

ホームページは、お客さんに見てもらうためのツールです。

これは、インターネットが普及し始めたころから変わりません。

 

しかし、様々な情報がインターネット上に公開されたことで、お客さんにホームページの存在を知らせることが必要となりました。

 

なので冒頭に書いたような集客に関する相談も、よくお受けします。

足を使って行う人力の集客は、実際に目で人を見て行動するので、取り組むことや施策などを判断しやすいです。

インターネット上で行う事は良くも悪くも「見えにくい」ので、ホームページ公開後に何をすれば良いのか分からなくなってしまうんですね。

 

今回は、「どうすれば効果的にお客さんの元へホームページを届けられるか?」について書いていきます。

 

この内容だと、ホームページをすでにお持ちの方が対象と感じてしまうかもしれませんが、これからホームページを持とうと考えている方にも是非目を通して頂きたい内容です。

 

なぜなら、ホームページ公開前の取り組みが効果的にお客さんの元へホームページを届けることに繋がるからです。

 

 

 

ホームページを持つことが「遅くない」ことについての補足

 

前回の記事「ホームページを持つことの疑問に答える③」の冒頭で書いた、「ホームページを持つことは遅くない」について補足しておきます。

 

今回の内容である、「ホームページを届けること」に通じる内容でもありますので。

 

「遅くない」と言い切れる理由は、2つの行動をあなたができるかどうかにかかっています。

 

①お客さんが、提供する情報に「興味」を持つようにする

②ホームページの「どこに」お客さんを集めるかを決める

 

お客さんがホームページを見ようと思うきっかけは、興味です。

お客さんは、抱える悩みや問題を解決してくれそうな情報の中で、お客さんが一番興味が引かれるものを取り入れます。

その取り入れた情報で、実際に自分の抱えていた悩みや問題を解決できれば、だんだんとその情報を発信している人を信用し始めます。

インターネット上には、自分自身ですべての情報を調べあげ、精査し、取り入れる事は不可能に近いほど、情報があふれています。

そのため、情報を求めて調べている本人も意識せず、自分に合った情報を届けてくれる人=情報の導き手を必要とする状態となっています。

つまり、情報を提供するだけではなく、提供した情報の正しい使いかたや、一歩進んだ使い方を教えてくれる人が、今を生きる人には必要となっています。

 

なので、「○○という情報を持ってます!△△という風に使えますよ!」というように、お客さんに興味を持ってもらえるように情報を届ける行動が必要です。

 

そして、その興味を増すための手段として、ホームページを使います。

これが、②ホームページの「どこに」お客さんを集めるか?ということです。

 

「どこに」という表現を言い換えると、「ホームページを構成する各ページにも役割を持たせましょう!」ということです。

 

・お客さんに製品、サービスの「存在を知らせる」ページ

・お客さんに製品、サービスを「理解してもらう」ページ

・お客さんに製品、サービスを「購入してもらう」ページ

 

などです。お客さんの興味の度合いに合わせて、どのページを見て欲しいかを考え、そこにお客さんを集める努力をします。

そうするとお客さんはホームページ内にある、関連する情報を掲載した別のページを見てくれるようになります。

さらに理解を深めると共に、情報元として信用してくれるようになります。

 

あなたがホームページを持つ目的に合わせ、しっかりとページ構成も考えてホームページを作りましょう!ということです。

 

 

この2つの行動を組み合わせる事ができれば、ホームページを持つことに「遅い」ということはありません。

もっと言ってしまえば、行動することで結果が出やすいのも、インターネットを使用する上での効果です。

 

次に、お客さんに届けるために、お客さんを集めるホームページの機能についてもう少し詳しく書いていきます。

 

 

 

実は、ホームページはお客さんを集めやすい柔軟なツール

 

前回の記事で、製品開発から販売までの流れを書きました。

その流れを、ホームページの運用と関連付けてみます。

 

・商品を作る

→これは、ホームページでやることではないのでスルーします。

 

・商品の説明資料を作る

→ホームページでは解説ページや商品詳細ページを作ることに当たります。

 

・商品を売っていく営業計画を立てる

・営業計画に沿って営業を行う

→インターネット上のサービスとホームページをどのように組み合わせてお客さんに届けるか、決めたことを実行します。

 

・営業を重ね、商談する

→ホームページとしては、お客さんに購入決定などをしてもらうための、最後の一押しというイメージです。

※インターネット上のページで考えた場合、特設ページを用意してお客さんに最終判断を促すことなどを行えます。

 

・商談の内容に両者が合意したら契約する

→お客さんが購入するために、どのように申し込みをしてもらうかです。

※申し込みフォームに入力してもらうのか、電話をかけてもらうのかなど、申し込みの窓口を決めます。

 

・契約の内容に従い、商品を納品する

→これは、提供する製品・サービスの内容によります。

※ダウンロードしてもらうものならば、ダウンロード用のページを用意したり、提供方法を決めるということです。

 

・商品の代金の請求をする

→インターネット上で行う事なので、決済方法をどうするかを決めます。

※どうやってお客さんからお金を頂くかです。様々な決済方法があるので、お客さんができるだけ楽になるような方法を選びましょう。

 

ざっくりと当てはめましたが、ホームページで出来ることを要素にしてまとめると、

 

集客 → 説得(教育) → 提案 → 成約

 

となります。

 

この各要素の中の、どのタイミングでお客さんをホームページに呼び込み、どんな行動をしてほしいかをはっきりさせておきましょう。

 

これを明確にすることで、お客さんに営業計画のどのタイミングで、ホームページの存在を知らせることが効果的かを考えられるようになります。

また、ホームページ上で用意する機能や用意するページも、ホームページの役割を決める事で明確にできます。

 

このように、ホームページはお客さんを集めることを考えた場合、こちらの目的に合わせて形を変えることができる、汎用的で柔軟なツールなのです。

 

なので、情報発信する側の目的に合わせ、お客さんに一番効果が出ると考えられるページを作成しましょう。

そのためには、ホームページを見て欲しいターゲットとなるお客さんの想定も欠かせません。

そうすれば、お客さんの元に届いた時に、効果を見込めるホームページにすることができます。

 

 

 

 

想定したお客さんに、ホームページを届けるには?

 

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、この記事の本題はここからです。

どんなに念入りに準備をしてホームページを作っても、お客さんに実際に来てもらえなければ効果は上がりません。

そのためには、ターゲットとして想定したお客さんに興味を持ってもらう必要があります。

興味を持ってもらうために、お客さんの元にホームページの存在を知らせるにはどうするか?を考える必要があります。

 

届けるためにできる事として、大きく分けると4つの手段があります。

 

 

①ホームページ自体をお客さんの目に留まりやすくする

 

インターネットからホームページへのアクセスが、Googleなどの検索エンジンからがメインになると考えた場合、SEO対策を取ります。

SEO対策を取り、検索結果の早い段階でホームページのリンクを表示させ、そこからアクセスを見込む方法です。

 

SEO対策は、技術的なものが話題になることが多いのですが、基本的には「読者の役に立つ情報」を提供することが一番の対策となります。

技術的な対策に集中してしまうと、検索方式の変更などのアップデートが実施されるたびに対応が必要となってしまう場合がほとんどです。

読者の役に立つ内容をしっかりと用意し、ホームページを運用することの方が、長い目で見ると有効なSEO対策となっています。

 

また、検索結果の早い段階に表示され続けることで、無意識のうちにお客さんの印象に残す効果を狙うこともでます。

 

何かについて調べたり、探したりする場合、Googleなどの検索エンジンが利用されることは変わらず多いので、この手段は欠かせません。

 

 

②有料広告を使う

 

費用をかけて、ホームページの存在をインターネット上のいたるところに知らせる方法です。

広告掲載するための様々なサービスがありますし、アクセス力のあるWEBサイトが広告主を募集している場合もあります。イメージ的には、野立て看板を立てるようなものです。

また、検索結果の表示も有料広告を使えば、検索結果の一番上に表示できる可能性も高くなります。

横に「PR」とつきますが、早い段階でお客さんの目に触れる事にはなるので、アクセスされる可能性を高めることができます。

 

 

③紙媒体を使い、人力で広めていく

 

地域密着型のビジネスモデルだと有効なのが、紙媒体を使う方法です。

 

・名刺にURLを印字して名刺交換の時にアピールする

・チラシにURLを記載して、地域のお客さんへポスティングする

・ダイレクトメールを作成し、その手紙の中でURLへのアクセスを促す

・URL入りのパンフレットを、お客さんが集まるところに置いてもらう

一例ですが、このようにホームページを名刺代わりにしたアピール方法が紙媒体での訴求方法です。

 

この紙媒体を使う場合に興味を持ってもらえるかどうかは、資料を渡した人自身やその人の役職、資料の発行元である企業などのイメージといったものの比重が高くなります。

特に、名刺交換ではそうですね。

 

ホームページへのアクセスを紙媒体で狙う場合に注意しなければならないことは、情報を多く載せる事よりも、興味を持ってもらう事に力を入れるということです。

デザインや見た目のインパクト、キャッチフレーズの力など、一目で強い興味を持ってもらえるようにし、詳しい内容はホームページを見てもらうようにします。

情報を知らせる事よりも、チラシを手に取ってもらう事に力を注ぎましょう。

 

最近はURLをスマホのカメラで読み込むことでアクセスできるようになってますが、分かりやすくQRコードを設置する方が分かりやすくて、アクセスする心理的な障害を取り除けますよ。

 

 

④SNSを使って、ホームページと連携させる

 

ホームページはインターネット上のものなので、同じくインターネット上のサービスであるSNSと相性は抜群です。

 

SNSは何らかの興味・関心でつながるコミュニティを形成しやすい、インターネット上のサービスです。

つまり、SNS上に情報を落とせば、その情報に興味を持っている人達が、自然と興味を持ち情報を共有してくれる可能性が高まります。

複数あるSNSの中でどれを使うかは、提供する商品・サービスと各SNSの得意・不得意を見極める必要があります。

 

 

以上4つが、代表的なホームページを知らせるための手段です。

この4つをすべてやるのも良いですが、大事なのは、想定したお客さん像となる人にとって、どの手段で知らせることが一番情報を受け取ってもらいやすいかを考える事です。

これを無視してしまうと、余計な広告宣伝費用が掛かるだけでなく、お客さんがそもそも情報を受け取るのを拒む場合もあります。

例えば、ご年配の方に対して、「SNSからアクセスしてね!」といっても「はぁ?」と言われてしまう可能性が高いと思いますし。

 

なので、届けたいお客さんの立場に立って、どのように情報を知らせるかを考える事が重要です。

が、ホームページと並行してSNSを運営することを、あえておすすめします。

 

やはり、利用者数が多いサービスを利用する事は、集客を考える上で近道です。

 

 

 

なぜSNSとホームページを併用した方が良いの?

 

 

人がいるところに行き、営業を行うのは当たり前だと思います。

その状況をインターネット上に作り出しているものが、SNSです。

 

日本国内で約3,000万~約6,000万もの人が、何かしらのSNSを利用しています。

しかも、ただ単に利用者が多いというわけではなく、個人的な興味・関心で集まり、コミュニティを作っています。

共通の興味・関心でつながっているコミュニティなので、初めての情報でも比較的受け入れやすい状態がすでに作られています。

 

一番難しいのが、初めての人に情報を受け入れてもらう事なのですが、そのハードルはだいぶ低くなっています。

それはSNS上で出来ているコミュニティに参加する人それぞれが、情報元であり、情報の受け手である関係となっているからです。

もちろん、SNSの使い方などのアカウントによる個人差はありますが、基本的には好意的に情報を受け取ってもらえます。

 

さらに、SNSを利用するメインの端末は、スマートフォンであることも押さえておきましょう。

スマートフォンは、インターネットにつながっているプライベートな端末です。

SNSを自分の興味・関心に基づいて使用しているので、SNSから届く情報は見てもらえる可能性は高いです。

情報を受け取った結果、有用なモノとして認識されれば、コミュニティ内で共有されるスピードも速いです。

 

このように、個人の手元に必要な情報として知らせることができるのが、SNSなのです。
その情報に興味を持った人へ詳しい情報を届けるために、SNSに発信するものと関連する情報が載っているホームページのリンクを載せておきましょうということです。

 

なので、ホームページとSNSを併用することで、集客とお客さんに対する製品・サービスの紹介を効率よく行っていくことができます。

これが、SNSとホームページを併用することをおすすめする理由です。

 

 

 

どのSNSを使えば良いの?

 

SNSの数は、大小含めると数多くあります。

今回は利用者の多い有名どころに絞り、ホームページとの併用を考えた場合、どのSNSを使うべきかを考えていきます。

 

ヒントは、

・製品・サービスがどんなものであるか

・想定したターゲットが好んで使用しているSNSは何か?

です。

 

今回、考えてみるSNSは、①ツイッター(Twitter)、②インスタグラム(Instagram)、③フェイスブック(Facebook)、④ユーチューブ(Youtube)、⑤ライン(LINE)、この5つです。

皆さんも一度は使ったことがあったり、すでになじみがあるものかもしれません。

 

 

・SNSの特徴を把握する

 

では、それぞれのSNSの特徴を抑えていきましょう。

抑えるポイントは、使用者層(年代を含む)と特徴の二つです。

 

①ツイッター(Twitter)

・使用者層

20~50代。男女の使用率は半々。

・特徴

140文字という絶妙な文字数制限により、言いたいことをコンパクトにまとめる必要があります。

その分、伝えたいことがストレートに伝わりやすいとも言えます。

利用者としては、情報の内容で興味をもち、情報発信者に興味を持つようになるので、個人(情報の発信元)が際立つSNSとなっています。

 

②インスタグラム(Instagram)

・使用者層

20~40代。女性の比率が高く、中でも主婦層に人気。

・特徴

写真・動画等の視覚に訴える印象づくりと、#(ハッシュタグ)による情報共有のしやすさが特徴的です。

視覚効果が高いので、世界観の構築によるブランディングやイメージ形成を得意としています。

 

③フェイスブック(Facebook)

・使用者層

30~60代。男性の比率が高い。

・特徴

使用者層を反映してか、SNSの中では「硬い」印象の内容が多いです。

企業情報や事業内容といった、信用性・権威性を含んだブランディングに向いているSNSです。

個人の交流がメインなので、情報発信として届けるには、広告の利用が必要な場合もあります。

 

④ユーチューブ(Youtube)

・使用者層

全世代。全年齢層。

・特徴

今や日本の人口の約半分が利用している、動画配信プラットフォームです。

定期的ではなくても、利用したことがある人がほとんどだと思います。

やはり、動画という視覚効果に優れた媒体なので、製品・サービスのプロモーションに力を発揮します。

しかし、ただ動画を見せるだけではなく、「どのように」見せるかを企画しなければ、見てもらいにくいのも事実です。

 

⑤ライン(LINE)

・使用者層

全世代。全年齢層。

・特徴

あまりSNSというイメージはないかもしれませんが、ラインもSNSの一種です。

コミュニケーションツールとしての利用が一般化しているので、SNSの中でもかなりプライベートな領域に入ってきます。

お客さんへのチャットサポートとして使用されることもありますし、製品・サービスのプロモーションに関する情報を直接お客さんに届けやすいという利点もあります。

ただ、対個人ならまだしも対企業となると、「営業されるのではないか?」という心配から、連絡が来ることを嫌がる人もいます。

友だちとして登録してもらうまでのハードルは高いですが、登録されれば、厚い信用を得ることができたのと同じくらいの効果を見込めます。

 

以上が代表的なSNSの使用者層と特徴です。

簡単にまとめると、

 

①ツイッター → 拡散力に優れている

②インスタグラム → ブランディングやイメージ形成に優れている

③フェイスブック → 企業のブランディングに優れている

④ユーチューブ → 製品・サービスの理解を深めることに優れている

⑤ライン → お客さんの囲い込み、サポートに優れている

 

こんな感じですね。

 

提供する製品・サービスの特徴と、各SNSの特徴を考えるだけで、使用するSNSは決めやすいと思います。

 

 

・特徴をふまえて、どのSNSを使うか?

 

では実際にどれを使うかということですが、

基本的には、取り組めるものは全部やりましょう。

 

先に書いたSNSの特徴のとおり、各SNSで得意な項目が違ってきます。

どれか一つに絞り込むよりも、すべてのSNSを利用していくことが、インターネットからの効果を得やすくする秘訣です。

 

 

 

SNSの利用にも優先順位と役割を決める

 

 

とはいえ、すべてに集中して取り組むのは難しいと思います。
反応が比較的早い分、各SNSへ投稿することに集中してしまい、ホームページに流し込むという本来の目的を見失いかねません。

 

そこで先に書いたヒントが指針となります。

・製品・サービスがどんなものであるか?

 =どのSNSと相性が良い?

 

・想定したターゲットが好んで使用しているSNSは何か?

 =あなたのお客さんとなってくれる人が多くいる場所はどれか?

 

これを考えることで、力を入れて取り組むSNSとそれを補佐する情報を載せるSNSが決まってきます。

言い換えると、SNSを入口としたホームページへの流し込みの経路を作り上げる、ということです。

 

例えば。

ツイッターで興味を引くつぶやきをする。

インスタグラムで他の画像も見てもらい、興味と印象を付ける

興味を持ったお客さんに、ユーチューブで使用方法や注意点、応用内容などを動画で掲載し、使用している状態を想像しやすくする

ホームページに注文が入る

といった流れを考えます。

 

この流れに沿って、それぞれのSNSにお客さんを流す意図を持って投稿を作成します。

そうすれば、お客さんは迷うことなく、ホームページまでたどり着くことができます。

 

SNSとホームページを併用するということは、それぞれの特性を生かした複合的な運営をしていくということです。

 

このように計画すると、「今はやらない」という選択ができるSNSも出てきます。

製品・サービスの特徴や、ターゲットとして想定するお客さんが使用していると考えられるSNSも判断できます。

 

判断が難しい場合、競合他社のSNSの取り組みを参考にしてみるのも、助けになります。

業種・業界として、各SNS内でどのように取り組まれているか、受け入れられているかを、取り組む前から見ることができます。

 

 

今のホームページ運用は、SNSの運用と併用することが欠かせません。

そうすることで、ホームページまでのお客さんの動線を作ることに加え、ホームページへアクセスを集めることにも効果が出てきます。

2020年時点の話にはなりますが、ホームページとSNSのリンクの関係も、Googleなどの検索エンジンを利用するお客さんにとって、価値のあるホームページかどうかの判断基準となっているようです。

 

このように、同時進行で育てることでいくつもの価値を生み出してくれるホームページとSNSですが、あえて準備の優先順位をつけるのであれば、ホームページで目的を果たすために必要な機能を備えることですね。

ここでいう機能とは、ページの内容であったり、何かの入力を求めるのであれば、入力フォームを準備するなどです。

SNSをしっかり育てて、お客さんがホームページに来てくれるようになっても、ホームページに来たお客さんが何をして良いのかわからなければ、そのアクセスは無駄になってしまいます。

簡単に言うと、終点から作り上げていくイメージです。

 

また、まだホームぺージを公開していないとしても、SNSはサービスとしてすでに存在しています

作成と並行してSNSの投稿をはじめ、ターゲットがいるコミュニティに情報元として参加できる状態を作れれば、ホームページ公開後すぐに効果的なアクセスを見込めるかもしれません。

これが、冒頭で書いた公開前から取り組める、ホームページの効果を上げる方法です。

 

 

 

結論:届けるための正しい努力をする

 

 

インターネットが普及したことで、お客さんが興味を持つための媒体も変化してきています。

そのため、ホームページを公開するだけでは、一つの入り口でお客さんを呼び込むこととなり、今では非効率な方法となってしまいます。

 

なので、同じインターネット上にあるSNSなど、すでにお客さんがいる場所にも入口を用意し、呼び込む場所を増やすことが必要です。

 

今回書いてきたように、お客さんに直接届ける方法があるので、ホームページを持つことに遅いという事はありません。

さらに、ホームページでは他のサービスではできない、目的に沿った内容を作り上げることもできます。

SNSとの併用など集客に関することは、ホームページを目的を持って作成し公開した結果、効果を出せるものであるという事は、忘れないでください。

 

もう一つ、「今更ホームページを持っても・・・」という方に言っておきたいことがあります。

それは、「自分の提供している製品・サービスが良いものだと思っていないんですか?」ということです。

自分が良いと思っているものを、困っている人、必要としている人に知らせたくないんですか?

それを届けるために努力をするのは怖くはないと思いますし、出し惜しみをする必要もないと思います。

 

 

これまでの4記事で、ホームページ制作時の打ち合わせで、よく聞く相談内容を、自分なりに掘り下げて答えてみました。

①「とりあえず」ホームページを持てば良い?

②ホームページは本当に必要?

③効果的なホームページの使い方は?

④ホームページで集客するには?

この4つのことについて書いてきました。

4つの記事で繰り返し伝えてきた、共通の内容が2つあります。

・ホームページの目的を持つこと

・ターゲットを想定すること

言葉にするのは簡単ですが、実際に目的を持ったり、想定したりするのは難しいと思います。

 

次回の記事では、実際にホームページの目的をの決め方、ターゲットの想定の仕方について書いていきたいと思います。

 


 

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ホームページを持つ前に考えて欲しい事があります。・なぜホームページを持ちたいのですか?

・誰がホームページを見ますか?

この2つの問いに答えられますか?

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