ホームページの効果を上げるのは画像【ホームページを構成する要素の正体】
「このホームページはとても清潔感のあるすがすがしい写真を使っている!良い企業に違いない!」
こんな風に思ったことはありませんか?
このような良い印象を読者に与えられたら、「ホームページを持って良かった!」と思えるでしょう。
このブログを始めたばかりの頃に、ホームページやブログを作る時に考えておきたいことを書きました。
自社が持っている商品やサービスの情報を、求めているまだ見ぬ顧客に届けるために考えましょうといった事を書かせて頂きました。
ご興味のある方は、読んでみて下さい。
ホームページやブログを作る前に考えたい事
(過去記事へのリンクです。)
上記の記事はどちらかというと、文章を書く事を前提にした記事です。
どのような記事(コンテンツ)を誰に向けて作成するかということです。
文章だけだと、ホームページやブログには足りないんです。
なぜならば、ホームページの構成要素は文章と画像だからです。
どのホームページを見ても画像と文章(またはキャッチコピー)が無いものは無いでしょう。
他の例を挙げてみると、youtubeは動画共有サイトですが、動画を見る前はサムネイルという写真で選びませんか?。
そのサムネイルの中には、動画の内容が分かる一場面とキャッチコピーで構成されています。
そして、動画のタイトルと説明文が並んで、見るか見ないかを決めています。
このように、WEB上のコンテンツは文章と画像で成り立っています。
文章は書いてある商品やサービス、情報といったものが、顧客にとってメリットがある事を伝えて説得し、顧客にそのメリットを納得してもらうためのものです。
今回は、「画像はどんな効果があるの?」ということを書いていきます。
ホームページで使用する画像が読者に与える効果とは?
顧客といったり読者といったりすみません。ややこしくなるので、ここから先は読者に統一します。
先ほども書きましたが、文章は読者を論理的に説得、納得させることのできるツールです。
文章を作成する事はライティング技術と一般的に言われ、一つの技術となっています。
今回は画像のことなので簡単な説明にしますが、文章によって人を行動させる技術ですね。
画像は文章と正反対の効果を読者にもたらします。
画像の効果により、感情に訴えて行動を促す事ができるというものです。
あなたのホームページやブログを見た読者が、ある記事の画像を見て後に続く文章を読んで見ようと思ってくれるということです。
その画像から、読者自身に必要な情報がここにあると判断してくれるということですね。
そんな効果が画像にはありますが、大きく2つに分けて説明したいと思います。
・効果①:注意を引く
画像があると、その画像に目が行きませんか?
ネットサーフィンをしていても、文章よりも画像の方が印象に残ると思います。
「あの緑色の陽光のような写真」とか「かわいい猫の写真」とかです。
その横に書いてあった文字は覚えていなくても、画像の方が印象に残っている事は多いと思います。
なぜなら、その一瞬で感情が動くためです。
先ほどの「かわいい」もそうですが、「爽やか」とか「なんか変」とか「気持ち悪い」等です。
このように、良い印象も悪い印象も与える事ができます。
要するに、画像は読者の本能に訴えかける効果があるのです。
なので、かわいくて流行にのった鞄と人気モデルの写真を商品画像として載せることで、その商品を所有した時の事を想像させて購買意欲をかき立てることができます。(これには他の効果も出てますけど)
食べ物の画像も、肉汁があふれ出るハンバーグの写真を載せれば、「食べたい!」「美味しそう!」と食欲を刺激することができます。
刺激された結果、鞄を買ったり、夕飯がハンバーグになったりするわけです。
人は基本的にはイメージできない事は行動しません。
画像によってイメージさせて行動を促すことができるということです。
なので、ホームページでも画像を使用する事により、作成した文章を読みたくさせることができるということです。
・効果②:読者が文章を理解するのを助ける
画像の事を書いていますが、ここまで1枚しか使用していません。
本来なら、先ほど出した鞄とハンバーグの例の時に写真を添えるとより分かりやすかったとは思っています。
それがここで説明する効果なので、あえて画像を載せずに文章のみにしています。(ごめんなさい)
つまり、画像には文章だけでは伝えられない情報を補填する効果があるのです。
鞄の商品画像であれば形や幅、見た目、開き方という情報を正確に伝えられます。
ハンバーグの写真も手ごねしているシェフの写真やオーブンで焼いている写真で、どんな人が作っているか、どれだけ手間が掛かっているかなどを伝えられます。
ホームページやブログの記事で言えば、どんな人が書いたり運営しているかにはじまり、この記事の内容が悩みを解決してくれる記事っぽいとか、ビジネスについて書いている記事っぽいといった記事の印象を与えることができます。
扱う商品やサービス、情報の良さをより伝えるための手助けを画像がしてくれるということです。
他にも、文章理解を助ける効果として、文章にメリハリをつけ、読みやすくしてくれる効果もあります。
文章がズラーッと並んでいるだけのものは読みにくいですからね。ホームページの場合は、文字の色や見出し文も同じ効果を出してくれます。
人間の脳の90%は視覚情報で成り立っている
見出しのような研究結果も出ています。
このことから分かる事は、脳は文章による理解よりも視覚による情報処理に優れているということです。
また、他の研究結果でも1ページにある単語総数のうち28%しか読まれていないというものも報告されています。
この前に書いた画像の効果の内容のとおり、人間の脳は一枚の写真やイラストから多くの情報を読み取ってくれます。
写真やイラストから伝わる雰囲気や、サービスの仕組み、感情などです。
なので、商品やサービス、情報の価値や効果を直感的に感じてもらい説得のための文章に誘導することができるのが、画像の一番の効果です。
使いこなせれば、短時間に大量の情報を読者に届けることができ、ホームページやブログを持っている目的に近づくことも理解できます。
ホームページにとっての画像の効果は?
冒頭でyoutubeのサムネイルの事を書きましたが、インターネットでの集客を考えた場合、まず出来なければならないのは、記事などのコンテンツへの興味付けです。
なので、ホームページやブログの場合、興味を引いて読者に読んで欲しい記事にアクセスしてもらう必要があります。
大体の場合、情報を求めてgoogleやYahoo!などで検索します。
すると、キャッチコピーで設定した内容がタイトルとして検索結果に反映されます。
読者がクリックするとページが表示され、ファーストビューが表示されます。
そして、このファーストビューがその下にある本文を読んでくれるかどうかの分かれ道になります。
つまり、ここで記事の内容を端的に表している画像が使用できれば、本文を読んで貰えるハードルがぐっと下がるということです。
他の要素を外して書いたので、すごく楽観的な流れにはなってしまっていますが、画像の効果を言うならば、こうなります。
そして、画像の配置により文章を読みやすく、しかも理解もしやすくしてくれます。
また、他の記事でも同じく内容が分かりやすく、目を引く画像を使用していれば、他の関連記事への移動も期待できます。
結果的に、ホームページ全体のアクセスを上げる事も見込めるわけです。
このように、画像には文章には無い力があります。
まとめます。
とはいえ、画像は本能に訴えかける者なので、感覚的に画像の効果を理解されている方は多いと思います。
ホームページは文章だけでも、画像だけでも成り立ちません。
画像→文章を読むための興味付けと、文章の内容の強力な後押し
文章→持ってもらえた興味を論理的に説得し、納得してもらい、行動してもらう
これが、ホームページの構成要素の正体です。
この画像の効果を効果的に使用し、自社製品の発信の助けになればと思います。
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