イラストを広告に利用する時に悩むのは、「どのようなイラストを利用するか?」です。

イラストを利用する目的は、自社の商品やサービス自体とその特徴を、より魅力的に顧客に伝えたいからでしょう。

なので、「どのようなイラストを利用するか?」という問いはじっくりと考えたいものです。

今回は、そんなイラストの種類や選び方のコツについてです。

イラストにする対象を良く知る

イラストを描きながら考える

イラストの使用を決めた場合、描いたり制作を依頼する前に、イラストにする対象の事を良く知る必要があります。

なぜなら、イラストには様々な種類やスタイルがあるからです。

利用目的を達成できるイラストを選ばなければ、見た人に印象を与えられないどころか、悪い印象を与えてしまう場合もあります。

なので、「商品やサービスの機能や仕様を正確に伝えたいのか?」や「イラストによってどのターゲット層に注意を引てもらう様にしたいのか?」といった、商品やサービス自体。

そしてイラストの利用箇所などマーケティングに対する問いに答えられるまで知りましょう。

それにより効果的なイラストを選ぶ事ができます。

それでは、イラストの種類と選び方のコツをご紹介します。

イラストの種類

イラストには様々な種類やスタイルがあります。

ここでは、代表的なものをいくつか紹介します。

リアルなイラスト

リアルなイラスト例

リアルなイラストは、細かいディテールや質感、陰影などを表現し、写真のようなリアリティや迫力をもたらします。

現実にあるものを正確に表現するだけでなく、より特徴を魅力的に引き立てる事もできます。

また、現実にないものを現実のものとして表現する事にも役立ちます。

なので、リアルなイラストは、商品の機能や仕様を正確に伝えるのに適しています。

よく使われているのは、家電や車、食品などのカタログやパンフレットです。

また、コンセプトアートなどの世界観を構築し共有するようなイラストも、より現実に捉える手段として、リアルに描かれます。

デフォルメされたイラスト

デフォルメ例
N’S yoga様に作成した、ヨガインストラクターのミニキャラ

イラストは現実とは異なる比率や形にデフォルメし、可愛らしさや面白さ、個性などを表現できます。

キャラクターや動物などがよくデフォルメされていますが、その特徴はしっかりと残し、たとえば「犬」や「猫」といった知っているものを把握できるようにしています。

そのようにデフォルメすることで、親しみやすさや訴求力を高めることに期待できます。

イベントやロゴ、商品や企業の広告などに利用され、親近感や雰囲気を伝え。

興味を持ちやすいように使用されています。

シンプルなイラスト

イラストと言うとカラフルなものを思い浮かべるかもしれませんが、シンプルなイラストも使用目的によっては有効です。

人やモノなど現実にあるものを、色や形、線などの単純な要素で表現し、何を意味しているのかをわかりやすくするイラストでもあります。

そのため、情報や知識を提供したり、理解を補助するための利用に適しています。

図解やグラフ、アイコン、ピクトグラムといったイラスト自体が情報を提供するモノや、理解や共感を補助するための挿絵などです。

また、シンプルなので覚えやすく、認知されやすいという特徴もあります。

漫画の表現を使ったイラスト

最近は漫画自体を広告として使用することもありますが、漫画の手法や表現を用いたイラストもあります。

線画やトーン、効果線などで表現し、動きや感情、ストーリーなどを伝えます。

有名な漫画のキャラクターを利用した商品パッケージや広告もあります。

このタイプのイラストは、動きや感情を表現できることから、エンターテイメントの広告やコミュニケーションツールへの使用に適しています。

ウェブコミックの広告はそのままですが、エッセイや体験記の挿絵、SNSで投稿する内容のアイキャッチによく使われます。

漫画と言えばセリフ付きの吹き出しですが、そのように文章も使用することで、イラストで興味付けから誘導まで期待できます。

キャラクターイラスト

キャラクターイラスト
当社ウォータージェット工事部のガンマン(施工する作業員)を元に作成したキャラクターです。

キャラクターイラストは、人物や動物などを背景といった設定を考え作成するイラストです。

そのため、キャラクター自体で個性や魅力、感情などを表現し訴えることができます。

設定によって描き方もかわるので、様々なジャンルやテイストで描かれます。

このような作成の手順があるので、魅力を伝えなければならないブランディングやファン作りに適したイラストと言えます。

商品のマスコット、ゲームやアニメのキャラクターといった利用が一般的ですが、製品の魅力をよりキャラクターが際立たせているのではないでしょうか?

また、企業や自治体などがそれぞれの団体が持つ特徴に親近感をもってもらうために、ゆるキャラをつくるのも一般的になっています。

イラストの選び方のコツ

イラストの種類の中で、良く使われる場面や使用方法などにも触れてきました。

ここからは、それをより具体的にするための選び方のコツについて書いて行きます。

より効果的にイラストを利用するために、考えておきたいことです。

イラストを使用する目的やゴールを明確にする

イラストレーターやイラストを何かしらの形で販売するのでもない限り、イラストを作成したり依頼すること自体が目的やゴールになるわけではありません。

あくまで、目的を達成する可能性を上げるツールとしてイラストの使用を考えているはずです。

そのため、目的を達成するためにイラストに期待する効果、つまりイラストのゴールを明確にすることが重要です。

それに応じて、イラストの内容や使用する量、質などが変わります。

商品の説明やサービスの流れに使用するなら、写実的でわかりやすいイラストを多めに使い、顧客の理解を助けるように使用することが効果的です。

一方、ブランドのイメージや雰囲気を作るなら、多く使うよりも印象に残りやすい効果的な位置にイラストを使うことを考えましょう。

ターゲットを考慮する

イラストを利用する事には、その先の目的があると書きました。

つまり、商品やサービスの購入対象として考えているターゲット像と、イラストを見るターゲット像は同じなのです。

主に年齢や性別、趣味や嗜好などに応じて、目を引くイラストのテイストやカラーは変わります。

ターゲットが興味を持ちやすいイラストでなければ、どんなに魅力的なイラストを描いたとしても。

イラストを見てもらえるだけで、その先にある商品やサービスには繋がらないかもしれません。

すこし大ざっぱな例ですが、カラフルで可愛らしいイラストは女性向けかもしれませんが、男性には訴求しにくいかもしれません。

男性に訴求するなら、シンプルでかっこいいイラストの方が目を引くでしょう。

トレンドを把握する

イラストにもトレンドがあります。

イラストのトレンドは特定のイラストと言うよりも、「モダン」や「レトロ」と言った雰囲気やテイストにあります。

多くの人は流行や人気のあるものに敏感ですし、興味が無くても見たことがある可能性が高いのがトレンドです。

単純接触効果と言う心理効果で、無意識でも接触している回数が多いと心理的な障壁は低くなるということです。

つまり、トレンドの雰囲気やイメージのイラストに興味を持ちやすくなっていて、ターゲットの関心や共感を得やすくなるとも言えます。

テレビや雑記などのメディアが使用するイラストもそうですが、SNSで個人のイラストレーターが作成したイラストでもトレンドを把握する助けになります。

顧客と商品・サービスに合っているか

以上、イラストの種類と選び方のコツについてでした。

色々とイラストについて書いてきましたが、大切にしないといけないのは、顧客と商品・サービスです。

顧客に合っていないと、興味を引くことはできません。商品・サービスに合っていないと、顧客は不信感を抱きます。

商品・サービスについて良く知り、それを必要としている顧客のことも良く知り。

それを踏まえて利用する広告の効果を高める手段として、魅力的なイラストを利用しましょう。

そのような事を考えていると、イラスト素材サイトなどでは思ったようなイラストが見つからないかもしれません。

オリジナルイラストは、商品やサービスに込めた想いや顧客に伝えたいメッセージを表現できるので、より商品やサービスの魅力を高める事ができます。


イラストの効果についてはコチラの記事をご覧ください!


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