写真とイラストはどんな違いがある?【読者に与える印象の違い】
ホームページで画像を使う理由は、見栄えを良くしたいといったものや、記事を読んでもらうために注意を引きたいなど色々です。
画像を使う事で、どのような効果が生まれるかについて前回の記事で書きました。
前回の記事はこちらからどうぞ。
とはいえ、画像には大きく分けて写真とイラストの2種類があります。
ホームページで画像を使うからには、効果のある使い方をしたいですよね?
読者に良い印象を与えるには、写真とイラストのどちらが良いんでしょうか?
写真とイラストの違いは?
まずは、写真とイラストの違いを考えてみます。
写真は、対象物を撮影し、対象物自体のありのままを写すものです。
人物写真であれば、被写体の感情や仕草がそのままダイレクトに読者に伝わります。
モノの写真であれば、形、色、機能など写したものが正確にそのまま伝わります。
なので、対象物そのものを情報として伝える時に有効な画像です。
イラストは、対象物を絵などに加工することで、対象物を表す絵です。
そのため、イラストを描いた人が対象物に持つ印象が反映されます。
なので、描く人によって同じモノでも印象が変わってくる特徴があります。
その逆という言い方もできますが、イラストを見た人によっても印象が変わるものでもあります。
なので、イラストにした対象物の雰囲気を伝えたい時に有効だと言えます。
簡単にまとめると、写真は対象物のありのままの情報を読者に伝え、イラストは対象物の雰囲気を読者の印象というフィルターを通して伝えるという違いがあります。
ホームページで写真を使うときに期待できる効果は?
写真は対象物のありのままを読者に伝えます。
つまり、被写体を取り巻く状況もそのまま伝えることが出来ます。
同じモノを写したとしても、背景が違うだけで自分に欲しい情報がここにあるか無いかを判断されてしまいます。
例えば、パソコンをメインで写しているとして、背景が会社のオフィスの様なところか、家のリビングみたいなところかという違いです。前者は仕事を連想させ、後者はプライベートを連想させるでしょう。
これは、被写体を取り巻く情報からシチュエーションを見た読者が判断し、情報として処理することを意味しています。
なので、こちらが想定して欲しい状況や感情を伝えることに適していると言えます。
ホームページで写真を使うのに適するのは?
・商品写真
商品の情報は、読者にとって正確で有る必要があります。
読者は興味のある商品の情報を正確に得ることで、その商品を持った時の期待感を増すことが出来ます。
・人物写真
人物写真によって、どのような人が情報を発信しているかを正確に伝えることができ、読者に安心感を与える事が出来ます。
これは、企業ホームページで社長の顔写真があると取引先に安心感を与えられるということにも繋がります。
・風景写真
読者に想定して欲しい状況の設定をそのまま伝えることができます。
すがすがしさや、逆となる怪しさなど、読者に想定して欲しい状況を伝えることが出来ます。
また、会社の事業を紹介する場合にも、どのような作業をしているかを正確に伝えることができます。
他にも、読者に文字以外で正確な情報を伝えたり、文章の内容を理解するのに助けとなる状況を設定することができます。
写真を使用する場合の注意点
ホームページで写真を使用するとして、取った写真を作品として公開する用途でも無い限り、読者に伝えたい文章が写真の後に続くと思います。
写真はその写っているものをそのまま読者に伝えてしまうので、写真の内容によっては、こちらが意図していない情報や状況を、読者が想定してしまう場合もあります。
そうすると、読者に伝えたい文章が伝わらなくなってしまいます。
なので、使用する写真をよく選ぶ必要がありますし、彩度や明度などを多少加工する必要がある場合もあります。
ホームページでイラストを使う時に期待できる効果は?
イラストを使用する場合、写真とは違い対象となるものだけをデザインして描かれていることがほとんどです。
タッチや色合いなどを含めて描くことで、対象物の雰囲気なども伝えることができます。
つまり、読者に対してイラストを見て得られる情報に、読者が想像したことも含めて情報として提供出来ます。
その効果を使用している例として、ITサービスを提供している会社は、そのサービスの仕組みをイラストで説明している事がよくあります。
これにより、写真では説明出来ないことを視覚的に分かりやすく説明できます。
さらに、その仕組みが描かれたイラストにより、提供しているサービスを使用することでのメリットを読者は受け取ります。
読者が、イラストを見てそのメリット(サービスを使用した後の世界)を想像してくれるのです。
ホームページでイラストを使用するのに適しているのは?
・グラフなど数字を視覚可能にするもの
数字だけでも情報としては成立しますが、グラフにして視覚化する事で、読者が直感的に理解することが出来る様になります。
数字だけでの固い雰囲気を和らげることも出来ます。
・サービス内容
提供するサービス内容を外観図という形にすることで、サービスの仕組みや、提供される流れなど、サービス全体を把握しやすくなります。
・読者の持つ印象を変える
イラストは雰囲気を伝える事が出来るので、読者が持っている固定概念を緩和させることが出来ます。
このホームページでも、親しみ易さが伝わればとイラストをトップページに使用しています。
イラストを使う事で、こちらが伝えたい情報を直感的に理解して貰えたり、読者に文字では伝えきれない雰囲気などの情報を伝えやすくなります。
イラストを使用する時の注意点
注意点は、イラストは見た読者により受け取る印象が変わってしまうということです。
イラストは読者の想像力が印象に含まれるため、こちら側が予期していない受け取られ方をする場合もあります。
なので、イラストのタッチや色使いは与えたい印象に合ったものを使用するようにしましょう。
写真とイラストは使い分ける事が大事
画像には写真とイラストがありますが、伝え方に向き不向きがあります。
なので、こちらが伝えたい情報に合わせて使い分ける事が大切です。
それができれば、こちらが発信したい情報を効率よく効果的に読者へ届けることができます。
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