【Advanced Custom fields】ユーザーフィールドを使ってユーザー情報を呼びだす【WordPress】

Advanced Custom fields(以下、ACFとします。)のカスタムフィールドを使ってデータベースのようなものを作ってる時に、入力者情報を投稿作成者とは別で設定したいなと思いました。

なのでACFに用意されている「ユーザーフィールド」を使ってみる事に。

登録したユーザーの情報を呼びだすのに便利なフィールドです。

ユーザーフィールドの設定方法

「ユーザーフィールド」はフィールドタイプの中にある「ユーザー」を選択すれば設定できます。

フィールドで設定できる項目は少ないですが、便利なものが揃っています。

ロールでフィルタする

「ロールでフィルタする」のところでは、権限で参照するユーザーを絞り込むことができます。

ユーザー管理と連携できるのでとても助かる機能です。

返り値のフォーマット

このフィールドで選択したユーザーの情報をどのように返すかを決めます。

User Array

ユーザーの登録時に入力した内容を呼び出せるようにします。

<?php 
["ID"]               
  ["user_firstname"]   =>  "名"
  ["user_lastname"]    =>  "姓"
  ["nickname"]         =>  "ニックネーム"
  ["user_nicename"]    =>  "著者アーカイブのURL名"
  ["display_name"]     =>  "ブログ上の表示名"
  ["user_email"]       =>  "メールアドレス"
  ["user_url"]         =>  "プロフィールのサイト項目で入力されたURL"
  ["user_registered"]  =>  "ユーザー作成日時" 
  ["user_description"] =>  "プロフィール情報"
  ["user_avatar"]      =>  "プロフィール写真のimgタグ" 
?>

<?php

["ID"]

["user_firstname"] => "名"

["user_lastname"] => "姓"

["nickname"] => "ニックネーム"

["user_nicename"] => "著者アーカイブのURL名"

["display_name"] => "ブログ上の表示名"

["user_email"] => "メールアドレス"

["user_url"] => "プロフィールのサイト項目で入力されたURL"

["user_registered"] => "ユーザー作成日時"

["user_description"] => "プロフィール情報"

["user_avatar"] => "プロフィール写真のimgタグ"

呼び題したいユーザー情報は、ほぼこれで呼び出すことができる印象です。

User Object

User Objectの場合はさらに細かい情報を呼びだすことができます。

公式のドキュメンテーションによると、WP_Userというワードプレスでのユーザー設定情報を返してくれるようです。

呼び出せる内容を書こうかとも思いましたが、ちょっと情報量が多いので・・・

User Arrayで呼び出せる情報に加え、権限や権限設定の内容といったものも返してくれるみたいですね。

詳しくはリファレンスのWP_userをご覧いただければと思います。

ざっくりとだと、バズ部さんのページが見やすかったです。

フロントエンドで細かいユーザーページを作るのには重宝しそうです。

get_fieldで呼び出す

呼び出し方は他のフィールドと同じくget_fieldというACFの関数を使います。

前述した配列のパラメーターを使用して呼び出す情報を決めます。

<?php
get_field('フィールドキー')['パラメーター'];
?>

<?php

get_field('フィールドキー')['パラメーター'];

呼び出すユーザーデータは固定されているので、get_field()の第2引数のIDは不要です。

ちなみに、「複数の値を選択できるか？」をONにした場合はforeachでループを作ることで表示されます。

<?php
//フィールドの返り値を変数に格納
$users = get_field('フィールドキー');
//入力確認
if( $users ) :
?>
<div>
<?php 
foreach( $users as $user ) :
?>
<img src="<?php echo get_avatar( $user->ID ); ?>" /><!--アバター画像の取得-->
<p>ハンドルネーム：<?php echo $user->nickname; ?></p>
<p>メール：<?php echo $user->user_email; ?></p>
<?php
endforeach;
?>
</div>
<?php
endif;
?>

<?php

//フィールドの返り値を変数に格納

$users = get_field('フィールドキー');

//入力確認

if( $users ) :

<div>

<?php

foreach( $users as $user ) :

<p>ハンドルネーム：<?php echo $user->nickname; ?></p>

<p>メール：<?php echo $user->user_email; ?></p>

<?php

endforeach;

</div>

<?php

endif;

・・・試しのコードとはいえ、なんだか古めかしさを感じる・・・笑

複数のユーザー情報を表示する場合は便利です。

例えば、ブログ編集者一覧とかを作るのには良さそう。

ユーザー情報の呼び出しが簡単に

ACFのユーザーフィールドを使えば、ユーザーの情報をIDのしていなく引き出すことができます。

情報を呼びだすユーザーが決まっていればかなり便利な機能ですね。

が、ユーザーが変動する場合やカスタムフィールドでユーザー情報を追加した場合には、ちょっと使いづらいですね。

その場合はどうしてもIDが必要です。

次回はそこら辺について書こうと思います。

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